回答

学生部長 加藤幹太

京大学厚寮第20号
昭和60年7月9日

吉田寮自治会委員長殿

京都大学学生部長 加藤幹太

在寮期限については、去る1月14日付の文書1で回答したとおりであります。

本学は、新しい学寮の実現に向けて努力中であります。

また、新しい学寮には、正規の手続きをとる者は、新入生、在学生共に入寮対象者として配慮します。

寮関係の諸問題については、学生部第3小委員会が窓口となって話し合いを継続しますが、学生部長も代表者との話し合いを拒むものではないことは、従前から伝えてあるとおりです。

編集部からの注釈

原資料には題名なし。1985年7月9日付吉田寮自治会委員長宛当局送付文書。学生部長宛要求書(1985年5月6日、吉田寮自治会、本資料集に収録)を背景として、7月4日に行われた「「在寮期限」粉砕!新自治寮獲得!全学集会」(主催:吉田寮自治会・熊野寮自治会・室町寮自治会)での3項目要求署名の提出に回答すると思われる。


  1. 吉田寮自治会による1月9日付の要求書(本資料集に収録)に対する1月14日付の回答(京大学厚寮第51号 昭和60年1月14日、京都大学学生部長 加藤幹太、本資料集に収録)のこと。